働く人を知る
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コミュニケーション下手な私が50人あまりの部下を束ねるまでに成長。仕事もプライベートも充実の毎日です。
第二製造部 第一生産課係長 高山 2008年入社
入社のきっかけを教えてください。
高校を卒業して自衛隊に6年間勤めていました。その時からいつかは地元に戻って、職人のような「モノづくり」に携わる仕事がしたいと漠然とした思いがありました。そんな時に当社に勤めていた親類から紹介されました。国内だけでなく海外にも工場を持ち、世界中に向けてボールベアリングを製造・販売している企業であることを知り、そのスケールの大きさに魅力を感じ入社を決めました。
職場の雰囲気はいかがですか?
会社全体の雰囲気にもつながりますが、とても大らかな風土があります。私の所属する部署は、工程が多く設備の種類もたくさんあるので、覚えることがとても多くて大変な職場です。でも、先輩や後輩の垣根なく声を掛け合って、不安や不満の無い職場づくりを全員が意識しているので、とても働きやすい職場です。
現在の仕事内容を教えてください。
研磨工程を担当しています。ベアリングの内外輪の軌道溝を削る溝研磨工程、内輪の内側を削る内径研磨工程、内外輪の軌道溝面を鏡面仕上げにする溝超仕上げ工程の全工程で研磨加工することが主な業務になります。また、24時間3班3直体制で業務を行う50人あまりのチームを束ねる係長として、働きやすい環境づくりも大切な仕事のひとつとなっています。
50人も集まれば、考え方や仕事へのモチベーションなどが違うのは当然のこと。難しいこともたくさんありますが、メンバー全員が一つの目標に向かって気持ちよく働き、一致団結してチャレンジしていけるチームを目指しています。
仕事のやりがいはどんなところですか?
研磨工程は、当社では花形的な存在。だからこそ気が抜けないというのが正直なところです。そんな中、品質のしっかりしたベアリングを研磨できた瞬間に、大きな達成感とやりがいを感じます。また、新人の指導も任されるようになり、後輩たちの成長ぶりもやりがいのひとつになっています。
入社してから自分が成長したと思うことは?
私はもともと口下手で、団体生活の中でのコミュニケーションが得意ではありませんでした。人に頼むくらいなら自分一人でやってしまいたいというタイプでしたが、役職が付き上司や後輩の人たちの間で仕事をする立場となり、与えられた全ての仕事を自分一人でこなすことはだんだん難しくなってきました。そんな中、チームで仕事をし、人に仕事を任せてやってもらうという経験を通じて、コミュニケーションの大切さや人の輪を大切にするようになったことが、自分でも一番成長したところだと実感しています。
仕事に欠かせないスキルはありますか?
応用力が大切だと思います。仕事の上で基本は一番大切ですが、時には基本通りやっても上手くいかない場面に遭遇します。そんな時に必要になるのが応用力。先輩が経験してきた貴重な「引き出し」を学び・吸収して、応用力を身につけ、良い仕事をしていきたいと思います。また新人社員の中には「不器用なのでちょっと心配だな」と考えている方もいますが、根気強さがあれば、どんな人でも成長ができる仕事環境ですので、安心して飛び込んできて欲しいです。
これからの目標を教えてください。
大人数の部署なので、いろいろな個性を持った人たちがいます。もちろん考え方は千差万別ですが、そこを一つにまとめて、お互いに思っていること、感じていることを話し合いながら、一致団結してチャレンジしていける、士気の高い現場を作ることが目標です。
休日の過ごし方は?
休日は趣味のダーツを楽しんでいます。ダーツと聞くとお酒を飲みながらワイワイと騒いでいるイメージがあるかもしれませんが、実はれっきとしたスポーツなんです。各地で開催される大会に出場して優勝経験もあり、プロライセンス取得を目指しています。社内にダーツ仲間もいて、仕事もプライベートも充実しています。
応募希望者へ、メッセージをお願いします。
当社はボールベアリングを製造している会社です。ベアリングを知らない方、芦別に縁のない方も「百聞は一見に如かず」といいます。ぜひ一度、会社見学に来てみてください。会社の中には機械を扱う仕事、手先を使う仕事、目で見て判断する仕事、デスクワークなど、さまざまな種類の仕事場がありますので、必ず自分の長所を活かせる仕事が見つかるはずです。